くまもと若者会議発起人のブログ

熊本から関西の大学に進学した女子大生が、なぜか熊本にUターンしてくまもと若者会議発起人になったブログ。

なにかの始め方とは。(熊本若者会議をはじめるよ。)

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どうも。いわがみと申します。唐突ですが、

熊本わかもの会議」というものをはじめます。

 

「若者会議」とは、小布施町で2012年に行われた「小布施若者会議」をきっかけに全国に広がっている取り組みのことです。

全国から開催地域にゆかりのある若者が集まり、そして地域で活躍するゲストを招き、地域の課題や未来を考えるいわばカンファレンスです。

今回は、その若者会議の紹介も詳しくやりたい気持ちは山々なんですが…

 

「なぜ、今、熊本若者会議はじめるの?」

 

ってところを少々聞いていただければと思います。

 

実は、この「若者会議」

ちょうど1年くらい前 「やりたいなぁー」って、思って

Facebookの近況報告で{やります宣言}までしたんですけど

 

去年一年、

 

動けませんでした。…。

  

やるやる詐欺をしていた方々、本当にすみません。

でも、おそらくですが、

やりたいと思ってはいるけど踏み出せないこと

って、誰にでもあると思ったんです。

 

そこで、自分を踏みとどめていたものはなにか、

はたまた、なぜ1年経ってやろうと思えたのか、ちょっと振り返ってみました。

 

〇はじめてみた「“地方”で輝く大人」、それが若者会議だった。

そもそも「熊本若者会議」をやりたいと思ったのは、

2014年の第3回小布施若者会議がきっかけでした。

 

長野県小布施町に若者100人ほどが終結。「新しい地方を、つくろう」というテーマのもと、2泊3日、議論しました。

 

そこで見たのは、

地方をフィールドにかっこよく生きる大人であり

地元への思いにあふれた学生でした。

 

小布施町というちいさな町から、新しい「生き方」が、うねりが、生まれている。

大げさでなくそう思いました。

 

一方で、

自分の地元である熊本にはこんなにかっこいい大人っているんだろうか、

こんな風に地元を思う学生はいるんだろうか、

熊本から新しいなにかが生まれる、そんな動きはあるのだろうか、

そんな考えがよぎりました。

 

地方から都会に出てきている私のような学生に、地方の情報なんか入ってきません。

「地元にはなにもない」としか思っていないので、得ようともしていません。

でも、知ったら、なにか新しい「うねり」が生まれるんじゃなかろうか・・・・?

だんだんそんな思いに駆られていました。

「熊本にもこんな場をつくるんだ!!」

若者会議がおわる頃にはそう思っていました。

 

〇それから。ただ、そう思ったはいいが。

とりあえず、「やりたい!」とはFacebookで言ってみたけれど。

誰しも、イベント直後はそうやって息巻くものです。熱量があるので。

ただ、それって一過性だったりする。

 

いろんな人に「若者会議やりたいんです」と話すたびに

「何でやりたいの?」「どんなことやりたいの?」

と聞かれるのですが(そりゃそうだ)、

それにうまく答えられない自分がいました。

 

そうしていると、「これが本当に自分のやりたいことなんかな…?」

という考えがよぎり、

その思いが、わたしを踏みとどめました。

 

 中途半端な気持ちではじめても周りの人に迷惑をかけてしまう。

それはまったくもってその通りなのですが、

そんな気持ちに縛られて思考停止していました。

 

そんなことをしているうちに熱は冷め、忙しさに忙殺され、若者会議のことをわすれていました。(忘れようとしてたのかもしれない)

人は忙しいと、どんなに強烈に抱いた感情も忘れていくらしいです。(笑)

 

 

そんなこんなで年をまたごうとしたとき、

去年1年間、「若者会議やりたいんです」といたるところで言っていたために

「言い出したからには最後までやろう」と思うことができ、

開催までの決心をつけることになりました。

 

〇『自分の「やりたいこと」なのかが、わかりません。』という幻想

結論、去年一年も無駄じゃなかったし、むしろ私にとっては絶対的に必要な時間だったと思います(と思うことにしました。)。

 

なぜならば、やらなかった期間の存在により、

わたしにとって、「やりたいこと」って、非常に都合がよい言葉だと気付いたからです。

 

「自分にやり遂げる自信がない」

「失敗するのが怖い」

 

 

そんなときに、「自分は本当はこれがやりたくないんじゃないか?」と思うことで

「本当にやりたいことをやればいい、だから今はやらないんだ」

と、何もやらない自分を正当化していました。

 

やりたい理由や、やりたいことがうまく言えなかったのも、結局は「これがやりたい」とはっきり言って、否定されるのが怖いから、というところだと思います。もちろん言語化がしっかりできるまで考えをつめるのも大事ですが。

私の場合は、「やりたくないかもしれない」を、「やりたいことの先送り」に使っていました。(ああ、なんてややこしい。)

 

〇やりたいことをやるには

結局、なぜ今このタイミングかということですが、

最後踏み出すことができたのはどういうきっかけだったかというと

「そこまで言うならFacebookページ明日までに作りなよ。」

とおっしゃってくれた、ある人のひとこと。

それだけのひと言でも、やりたいことに踏み出せずにいる人にはけっこう効いて、

やりたいことへ踏み出せちゃいました。

また、それまでにもいろんな人の応援をもらっていたからこそ、というのもあります。

1年で、「仲間」と思える方々も、圧倒的に増えました。

熊本にいるかっこよく生きる大人の方にもお会いすることだってできました。

 

だからこそ。

今、わたしがやりたいのは

熊本という場所で、

「熊本でなにかやりたいけど、不安だ。」と踏みとどまっているひとや

「自分には熊本のために出来ることなんて無いんじゃないか」と諦めているひとが

 

自分の「やりたい」に素直になって

熊本から、一歩踏み出せる場所をつくりたい!

 そして、

そんなとき、その一歩を全力で応援できる仲間を、熊本でつくりたい。

 

そんな場を熊本っていう自分の地元でつくることが、

自分を後押ししてくれたみなさんへの恩返しになるかもしれません。

 

(今ならこうして、熊本わかもの会議でやりたいこともその理由も、以前よりは言えている気がします。)

 

まだ2日前に作ったばかりのFacebookページに100もいいね!がついていて

とても共感し、一緒にやりたいと言ってくれる人もいて、本当に嬉しい限りです。

 

だけど一方で、まだまだ不安もあります。

まだメンバーも全然いません。

なにより私は大阪の学生で、おそらく若者会議史上珍しい、

発起人が開催地域外の大学生でして、熊本に人脈はまだ全然と言っていいほどありません…。

ですから、一人でも多くの人に知ってもらって、仲間を集めたいなと思っています。

 

 すっごく長くなって本当に恐縮ですが、

今日言いたかったこと。

「 熊本版若者会議の仲間になりませんか?」です。(笑)

 

(この文章を読んで、一人でも「あ、自分もやってみたいことがあったな」と思い、踏み出すきっかけをつかんでくれる人がいたらいいなあ。。。) 

長々とお読みいただき、本当に本当にありがとうございました。

 

*「熊本わかもの会議」のFacebookページはこちら。

https://www.facebook.com/kumamoto.wakamono

(こちらのリンクからだとうまくページに飛ばない場合がございますが、その場合はFacebookにて「熊本わかもの会議」と検索ください。)

 *これから若者会議がどうなっていくか、このブログで進捗報告していければと思っています。はじめようと思って始めたひとは、本当に成し遂げられるのか。そのへんも書いていこうかなと思っております。